朝食がなぜ必要なのか

日本の女性は、痩せる事への美意識や、痩せている事への自己肯定感などで、ダイエットをしている方が多いのではないでしょうか。

中には既に痩せているのに、もっと痩せたいがため手っ取り早く朝食を抜く行為をしている方も多いでしょう。

ですが、朝食を摂ることは、一日の始まりの為に欠かせないものとなっていることをご存じでしょうか?

 

朝食は、体内時計と密接な関係にあります。

体内時計は朝食を抜くことで狂ってしまい、体温や血圧のコントロール、睡眠リズムやホルモンの調節に影響を及ぼすため、朝食を摂る習慣作りは健康にとって欠かせないものとなっています。

朝食をしっかり摂ることで、血糖値の急激な上昇や便秘の改善も期待できます。

朝食は、1日で最も重要な食事で、朝8時30分までに食べると、糖尿病リスクは低下すると言われているそう。

 

次に、朝食を改善する方法を挙げます。

誰もが忙しい朝の時間。

朝食を簡単に済ませている人が多いのですが、実は朝食にはとても大切な意味があります。

体にとって1日の始まりを知らせる目覚まし時計のような役割があることはお話ししました。

朝・昼・夕の3食を食べる事に気を付けていると言う人も多いと思いますが、朝の出勤時に時間を充分に取れないことが多く、朝食を簡単に済ませたり、スキップしてしまう人も多いでしょう。

実際に日本でも、朝食を欠食する人は男性の14.3%、女性の10.2%に上るという調査結果があります。

特に男性の40代が28.5%、女性の30代が22.4%、それぞれ欠食しているそうです。

 

また、1988~1994年の米国民健康・栄養調査の結果から、朝食を全く食べない人が5.1%、ほとんど食べない人が10.9%だったそうです。

その結果、心血管疾患による死亡リスクは、朝食を食べない人では毎日食べている人に比べ87%上昇したそう。

朝食をスキップすることは、食欲の不安定化、満腹感の低下、血圧の上昇、脂質地の上昇などと関連していたと言います。

 

寒くなってきたこの季節、少しでも長く布団に入っていたいところですが、朝食をしっかり摂る時間は取りたいものですね!