健康な適正体重とは?
最近涼しくなって、食欲が戻ってきたと思ったら、気が付くとビックリするほど体重が増えていた!なんていう方いませんか?
肥満は糖尿病や高血圧、脂質異常症の原因となり、低体重は卵巣機能の低下や筋力低下による運動器の障害などの原因となるのだそうです。
太りすぎも痩せすぎも健康にとっては良くない為、適正体重を維持することが大切なんです。
適正体重を維持する手段の一つとして、BMI値を目安にすると良いでしょう。
性別を問わず、BMI値22が標準の数値です。
BMIが25以上になると肥満、18.5未満になると低体重となるため、身長が160cmの人は64㎏以上で肥満、47.4㎏未満で低体重となります。
肥満の2大原因として「食べ過ぎ(エネルギーの過剰摂取)」と「運動不足」があげられます。
肥満になりやすい習慣や行動として
・不規則な食事時間
・間食が多い
・食事の回数が多い
・まとめ食い
・ながら食い
・食事の量が多い
・早食い
・夜食を取る
などが挙げられますが、食べ物に事欠かない昨今、食生活の欧米化等によって高カロリーな食事を摂りがちなのも事実。
1日に必要なエネルギーを把握し、間食やお酒を減らすことが、肥満予防に繋がります。
また、運動不足に伴い、体の筋肉量が減っていることも肥満の原因となります。
若い時には食べても太らなかった人が、年齢を重ねて太ってしまうケースは、筋肉量の減少に伴って基礎代謝が減っているためです。
なので、運動をして筋肉量を維持することはとても大切な事なのです。
一方、瘦せすぎであることは、身体的、精神的に、様々な悪影響を与えます。
身体的には、無月経、不妊、出産時体重減少、骨減少症、将来的な骨粗しょう症といったものが挙げられます。
身体的な悪影響、食べ物への過度の囚われ、注意散漫、焦燥、倦怠といったメンタル面での悪影響があります。
栄養バランスが偏った食事やエネルギー摂取不足による「痩せ」は、貧血や冷えなどの健康障害のリスクも高めます。
体重は増えすぎも減りすぎもいけないんですね!