どうして肌荒れに?
寒さが厳しくなり、一段と乾燥し肌に良くない季節となりましたね。
お肌がヒリヒリする、ムズムズする、そんな「お肌の違和感」を感じたことはありませんか?
コロナ渦の中、マスクの擦れ・蒸れ、空調、花粉などの外的刺激、紫外線、睡眠不足やストレス、季節の変わり目による気温や湿度の変動などにより、お肌のコンディションが不安定になります。
その悔過、お肌のバリア機能が低下して感想を引き起こし、肌荒れとなるのです。
女性の場合、生理前・生理中、妊娠中も肌荒れが起こりやすくなる時期です。
これは、女性特有のリズムが影響していると言われています。
また、生活習慣も、肌荒れと大きな関係があるとされています。
そして、ストレスや疲れもお肌に悪影響を及ぼす一因となります。
ダイエット中による栄養バランスの乱れや過度な食事制限、運動不足も肌荒れの原因となるので気をつけましょうね。
他にも、肌荒れの原因で意外と多いのは、化粧品です。
自分に合わない化粧品選びや、誤った使用方法で、大切なお肌に刺激を与えてしまっているかもしれません。
普段使用している化粧品がお肌に合わなくなったと感じることはありませんか?
なぜ、普段は肌に合う化粧品が合わなくなってしまうのでしょうか。
皮膚は、外側から表皮・真皮・皮下組織の3層構造で出来ています。
皮膚の最も外側に存在する表皮は、肌内部の潤いを保つ役割や、外的刺激からお肌を守る役目を持っています。
ですが、乾燥や紫外線などの外的要因や、ストレスやホルモンバランスの乱れなどの内的要因により、このバリア機能は低下してしまいます。
お肌が敏感な状態に傾いてしまうのです。
表皮や真皮が薄くなる(非薄化)と、お肌は敏感になりやすく、ひりつきや刺激を感じやすくなってしまいます。
非薄化は、年齢を重ねることで起こりやすくなります。
加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の低下により、真皮のコラーゲンやエラスチンの生成量が低下するためです。
また、年齢に関係なく、摩擦の多い洗顔やクレンジング、ピーリングを頻繁に行う事により、表皮の最も外側に存在する角層にダメージが及び、ターンオーバーのリズムが乱れることで未熟な細胞が肌表面に現れ、、バリア機能が低下しやすくなるんです。
普段使用している化粧品に刺激を感じてしまうのは、「お肌のバリア機能の低下」が原因の一つと言えるかもしれませんね。